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只今値崩れ中の「Harman Kardon Onyx Studio」を試してみた


ソフトバンクがアクオス携帯のオマケとしてばらまいたBluetoothスピーカー
「Harman Kardon Onyx Studio」がヤフオクに大量流入し、定価¥50,000
とされる商品が一万円以下で手に入る状態になっている。

「Harman Kardon」は「ハーマン インターナショナル」が有するブランド
の一つであり、そのグループ内にはかの有名なJBLやAKGといったハイエンド
なオーディオブランドが名を連ねている。

過去に「Harman Kardon」のウーハーを試聴した事があり、低価格な割に
そこそこに音質も良く、デザイン性も高い印象が残っていたので、値崩れの
どさくさにまぎれて「Harman Kardon Onyx Studio」をヤフオクで¥4,000
で落札。簡単なレビューを書いてみようかと思います。

まず最初に受けた印象として、けっこう大きいなと。直径約27cm。
Bluetoothスピーカーであり、バッテリー内蔵という携帯性に特化させている割に
大きい。ワインボトルの高さがだいたい30cm程度なので、それに引けを取らない
サイズ感。六畳一間のようなアパート暮らしには不向きでは!?

問題の音質は、中域はそこそこに伸びやか。しかしながら、4k以上の高音は痩せぎ
みかつ、低域が非常にブーミーであり、背面にスペースを取らないと気持ちの悪い
回り込みがありますので、置き場所にも気を使わないといけません。

ということで、itunesのイコライザーでいらない音域をカットしてゆきます。
特に64hzをごっそり落としてみると、抜けの悪かった高域が少しだけ鮮やかに
なりました。ヒップホップやテクノではキックが強調され過ぎている
印象が拭いきれませんが、ジャズやブルース、ロックではそこそこに能力を
発揮します。私的に一番気持ちのよい鳴りを感じた音源は「Dorothy Ashby」
の「In a minor groove」というアルバムでした。

イコライジングが面倒でなければ、実売価格と音質を比較すると
かなりお買い得なスピーカーだと思います。私的にはリスニングポイントを設けず、
壁に反射させるように角度をつけて設置し、空間に音を満たすように使用するのが
ベターでした。あまり長いとアレなので、以下にイコライジングの例を貼って
おわりにしようかと思います。


追記 2016 3/9

2008年モデルのmacbookでbluetooth接続という環境なのですが、itunesで一度再生が途切れると、次に別のアルバムを再生しようとした時に音が断続的にブツブツと再生される事が多々あります。三時間ぐらい連続再生していると急にフェイザーがかかったような気持ちの悪い音を吐き出すこともあります。スピーカー自体を再起動すればもとに戻りますが、なんとも嫌な感じです(原因不明)。

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